【家づくりの迷子】土地を買った後に「タワマンに住みたい」と言い出した友人の話。

こんにちは!

今回は、最近家づくりを始めた友人の話。

土地選びから、予算、ローンをどうするか、間取り……。 家づくりってとにかく決めないといけないことが多すぎて、人生の中で一番、夫婦が揉めやすいイベントのようです。

まさに、その友人からSOSの電話がかかってきました。

彼女には、中高生のお子さんが2人います。 子どもたちが大きくなってきて、今の暮らしがとにかく手狭に。 「一刻も早く、家族みんながゆったり暮らせる家に住み替えたい!」 そんな切実な思いから、彼女の家づくりはスタートしました。

無事に土地も見つかり、購入(決済)も完了! ……のはずだったのですが、いざ具体的な間取りや建物の打ち合わせが始まると、「思ったような家にならない!」と夫婦でおお揉めしてしまったそうなんです。

子どもたちはどんどん大きくなるし、早く環境を整えてあげたいのに、話はちっとも前に進まない。 そんな焦りとストレスがピークに達していた時、彼女はふと、街で見上げたタワーマンションに目を奪われました。

「あんなところに住めたら、子どもたちも一度はテンションの上がる暮らしができるんじゃないか……。狭い今の家からも、すぐに抜け出せるかも!」

視野がすっかり狭くなって、タワマンのキラキラした魅力に引き込まれてしまった彼女から、私に連絡が入りました。

「タワマンって探せたりする?」

もちろん、探せるよと。

ここで友人の気持ちに共感しながら、タワマンを探すことは可能です。ただ、私はそうは思わなかった。まず電卓を叩いて計算しました。友人だからこそ、しっかり、冷静に一旦落ち着いて考えます。

「探せるけど……気に入ったところ、1億を超えてるよ? 月々にすると28万円くらいの支払いになるけど、大丈夫?」 「さらにタワマンは管理費や修繕積立金も高いから、合わせると毎月30万円は超すよ。本当に払える?」

そして、何より一番の盲点だったのが「土地のローン問題」です。 すでに土地の決済が終わっているということは、もう土地のローンが始まっているはず。原則として、その土地のローンを完済するかクリアにしないと、次の新しいローンで1億円を組むなんてことはできません。

「じゃあ、タワマンの賃貸は?」という話になり、それならローンの組み直しの問題は出ない(買うよりはマシ)ということで、いくつか賃貸物件を提案してみました。

でも、私が一番気になったのは、旦那さんの気持ちです。 彼女に聞くと「旦那さんはまだ考えがまとまってない」とのこと。

そこで私は、一度ストップをかけました。

「旦那さんが良いって言うまでは、とりあえず一度やめにしよう。OKが出たら、物件も一緒に見に行こう。……それから、本当に今の土地で家を建てることはナシなの? そこも、もう一回だけ夫婦で十分話し合ってみてね」

それから1週間後。 昨日、彼女から久しぶりに電話がかかってきました。

声のトーンは、驚くほどスッキリしていました。

「色々回って考えたんだけど……結果、やっぱり今の土地に家を建てることに落ち着いた!」

私は「それがいいと思うよ!」と心から伝えました。 そうじゃないと、二重の出費が重なって大変なことになっていたはずです。 「色々探してくれたり、相談に乗ってくれて本当にありがとう」という言葉をもらって、この大騒動は無事に幕を閉じました。

子育て期の住み替えって、本当に時間との戦いなんですよね。「子どもが中高生のうちに」と焦る気持ちは本当によく分かります。

だからこそ、家づくりが少しでも停滞すると、焦りから「別のキラキラしたもの」が急に正解に見えてしまう瞬間があるんです。

もし、今同じように家づくりや人生の選択で迷子になって、頭がぐるぐるしている方がいたら、お伝えしたいことがあります。

まず形にならない思いもすべて吐き出してください。

自分のこととなると客観視できないのが人間です。 でも、話していくうちに、自分の本当に叶えたいことがクリアになっていく。そんな時間を一緒に過ごしませんか?

納得いかないなら、先送りするのも良しです。

100%理想通りの家(選択)というのはなかなか難しいけれど、「一番大事にしたいこと」「ここだけは」という優先順位の整理ができれば、必ず前に進めると思います。

私の仕事は、ただ家や土地を右から左へ流すことではありません。 そんな皆さんの「ぐるぐる」を一緒に紐解き、一番良い未来へ進むお手伝いをすることです。

一人で抱え込まずに、いつでもお気軽に声をかけてくださいね。 まずは、ゆっくりお話を聞かせてください。

伊藤 美華のイメージ
LIB代表
伊藤 美華
新しい暮らしを考える上での疑問にひとつひとつお答えし、少しでも安心と納得できる未来の姿を描けるようお手伝いいたします。無料相談をぜひご利用ください。
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